海外で700人規模の感染者が死亡というニュースが報道されてました。何で感染するのか、症状はどうなのか、日本国内でも感染がありえるのか調べてみました。
デング熱とは?
感染経路はデングウイルスを持っている『ネッタイシマカ』や『ヒトスジシマカ』など蚊に刺されることで感染します。
蚊自体は『ヒトスジシマカ』はヤブ蚊と言われ、日本にも生息しています。
人とか人への感染はないとされています。
世界的にデング熱はアジア、アフリカ、中東、中南米、オセアニアなどの亜熱帯地域を中心に流行していて、年間1億人近くの感染者がいると報道されているが、まだまだ数値的に上がるだろうとされている。
症状は?
2日〜14日(通常3日〜7日)の潜伏期間の後、38℃〜40℃の発熱で発症して、激しい頭痛や関節痛、筋肉痛、発疹が現れる。
関節痛の痛みは激しく、英語で『Break bone fever』と言われている。
通常、3〜5日で解熱とともに発疹が現れるとされる。発疹が出るのは治りかけになる。
デング熱を起こすウイルスには4種類あると言われていて、一度かかるとそのかかった型については、生涯免疫がつきます。再び同じ型にかかった場合は軽症ですみますが、違った型にかかってしまうと免疫が過剰に働いて、重症型デング(『デング出血熱』激しい腹痛、嘔吐、吐血、鼻や歯茎からの出血、皮膚の赤い斑点、呼吸困難など)になり、最悪の場合命を落とす。
通常は、重症型デングにならない限り、デング熱で命を落とすことは滅多にないとされる。
治療法
デング熱や重症型デング熱に特化した治療法はないとされています。
ですが早期発見が重要とされ、点滴や水分の補給など対症療法(症状で治療方法が変わる)で重症化は避けられる。
予防方法
蚊に刺されないことが重要。長袖長ズボンなど肌を露出しない服装を心がける。
虫除けスプレーなど蚊を寄せ付けない工夫も必要。
海外に行くときも、事前の下調べをして行く地域の情報を得ることも重要とする。
日本国内の感染は?
主に海外の流行地で感染して、帰国した症例が近年で200名前後報告されている。また都内の公園での発症が報告されています。
まとめ
日本国内にもデング熱ウイルスを媒介できる蚊がいるとされるので、蚊に刺されない対策は重要です。また海外では子供の発症が多いので、日本でも気をつけたい所です。