骨折と聞くと事故だったり、何かに強くぶつけてしまった、無茶な運動をしてしまったなら納得できますが、風邪をひいて骨折とはどうゆうことなのでしょうか。
咳が原因?
風邪をひいて高熱が出た後ひどい咳がなかなか治らずにいて、そのうち症状が軽くなり、軽い咳をしただけで胸に激痛が走るようになった場合、肋骨が疲労骨折している可能性があります。
咳の瞬発力により、筋や骨膜など胸部に負荷がかかり傷ついてしまうことにより痛みが起こります。
肋骨って?
『あばら骨』と言われている部分で、外傷などの衝撃から肺などの内臓を保護する役割があり、内臓を取り囲む形でついています。
疲労骨折とは?
弱い力が同じ場所に何度もかかり、耐えきれなくなって骨にひびが入る事を疲労骨折と言います。
治療
肋骨骨折は人によりますが、2週間で痛みが引き、3週間で痛みが気にならなくなるとのこと。大人や子供、老人で期間は変わります。
まとめ
風邪の咳による肋骨骨折はあまり聞いたことがありませんが、長期にわたる咳の症状で疲労骨折もありえることは知っておいた方は良いかもしれません。
風邪をひいてしまったときは無理せず医療機関にかかりましょう。